防災対策と三分一湧水の山津波
今年は、西日本豪雨、台風の大量発生、北海道の地震と、自然災害が相次いで発生しており、防災対策の重要性が増しています。
平日は東京、週末を八ヶ岳南麓の山小屋で過ごすため、両方の拠点で日常備蓄を基本とし、防災対策をしています。
そんな中、いつものように三分一湧水をわんこと散歩していたところ・・・
突然、それを見つけてしまいました・・・
それは、「大荒れの碑」
以下の様な内容が書かれています。
「この石は昭和十八年九月五日、山津波のために押上げられたものである附近一帯の土石流の跡・・・・三分一も埋められて・・・・旧六ケ村の人々は水元坂本家と力を協せて三分一を掘りだし元の通りにした・・・周期的に山津波が起きることを後世に傳える」
ハザードマップを確認すると、確かに、三分一湧水の辺りは土石流(山津波、おんだし)のレッドゾーンになっていました。
昔から言い伝えられてきた災害が現実のものとなることが多い近年、住んでいる場所の過去の災害を調べてみるのも、大切なことだと思いました。
『八ヶ岳南麓の土砂災害』について、今は廃校になってしまった北杜市立小泉小学校の生徒が調べた資料がありました。
資料:http://www.ypec.ed.jp/gimukyo/furusato/h22taishou/itayamasanppp.pdf
今は「白井沢」と呼ばれる交差点ですが、昔は「小泉小学校北」という交差点だったと、古いカーナビが教えてくれました・・・
おしまい。