うだるような暑さが続く東京、思わず、山小屋に逃避したくなります・・・
そんな中、田舎のおふくろから「カゼの口開けだがら、食べるか?」と電話があり、漁師さんに氷に詰められ直送便で、奴はクロネコさんに運ばれてやって来ました。
カゼとは雲丹の事、口開けとは漁の解禁のことで、獲れたての雲丹が海水と共に牛乳瓶に詰められています。
新鮮な雲丹は、身がしっかりしていて厚く、口の中でとろけます。
ざるで軽く海水を切り、そのまま皿に盛りつけ、まずは何もつけずに白いご飯の上にオン、その後、醤油を1滴だけ垂らしてライスオン、更にはわさびも少し付けて・・・
鮮度が命なので、2日間で食べきらなければなりません。この時期だけの、贅沢な楽しみです。
ありがたや、ありがたや。